フットサル股関節痛でボールを蹴ると痛みが走ると言って来られた患者さん。原因は？ | ブログ | ブログ・コラム | 石川県金沢市 野町駅【ここな整骨院】

当店では来店時全身の機能チェックから行います。これはデーターを残しておくことで将来的に来られた時も以前の状態がどうであったかチェックするためにも必要です。

この患者さんをチエックしていくと左右腸腰筋が硬い右足首が以前骨折していたために可動域が小さくなっていて背屈がほとんど起きていない状態でした。また右の中殿筋も弱く右足立脚時身体がスライドする状態でした。この状態でボールをキックしたのでは身体が右にスライドし、腸腰筋が硬い為に右足のテークバックができ無い為腰部伸展で蹴ることになります。と解剖図を見せながら説明しました。多分腰も痛くなるのではないですかと聞いたところ「そうなんです。」との回答。整形外科で診てもらったけれどＸ線で異状なしで湿布を頂いただけでした。これは腸腰筋の緊張し脳が使い方を見失っているだけで炎症は起こしていないのでシップに意味はありません。まず腸腰筋をハイボルトで緩めリリースしたところ内旋１０度から基準値の４５度まで改善しました。

後は腸腰筋のストレッチ、中殿筋大殿筋のトレーニングを行うことが必要です。施術してもらって緩んで状態が良くなったとしても一番重要なのは日常生活やスポーツの中での原因が起きないような活動をどう取り入れるかが一番需要なのです。足首も骨折後遺症で下腿と思い込んでいたようですが牽引リリースで背屈０度→１５度まで変化しました。ちょっとした意識変化が不調や怪我を予防していくのですと伝えた処次の予約を入れ納得してお帰りになりました。

こういった股関節痛にお悩みの患者さまも丁寧に施術させていただきます。

ご興味のあるかたは是非お気軽にご来店ください。